Windowsの正規ライセンスは意外と高価。できれば新しいPCを組んだり、構成を変えたりしたときにライセンスをもう一度購入せずに引き継ぎたいものだ。

新しくデスクトップPCを組んだので、旧ノートPCのWindowsライセンスを移行させるべく奮闘した時の備忘録。

結論としてはライセンスキーが手元に残っていれば引き継ぎができる可能性がある。Windows8から10にアップグレードしていたがWindows8のプロダクトキーで認証することができた。

旧PC

画面左端の「Windowsボタン」→「設定アイコン」

「アカウント」

ローカルアカウントの場合

枠内が、ローカルアカウントとなっていた場合。そうでなければ、読み飛ばしてOK。

また、その下が管理者以外の場合は管理者権限でWindowsのログオンをし直す。

「Microsoftアカウントでのサインインに切り替える」

Microsoftアカウントのサインインを完了させる。PIN入力の画面が出現した場合は入力する。

先程「ローカルアカウント」だった部分が、メールアドレスなどのMicrosoftアカウントIDに変わればOK

続き

設定のホームにもどり、「更新とセキュリティ」

「ライセンス認証」タブで、『アカウントにリンクされたデジタルライセンス』になっていることを確認する。

新PC

旧PCからHDDまたはSSDを抜き取り、新PCにセットする。

同様に設定のホームから、「更新とセキュリティ」→「ライセンス認証」タブ

構成を変更した旨が表示されていると思われる。「プロダクトキーの変更」をクリックし、25桁程度のプロダクトキーを入力する。自分はノパソの裏蓋に記載があった。

認証に成功すると、旧PCと同じく『アカウントにリンクされたデジタルライセンス』との表示がなされるようになる。

この状態になれば新しい構成でも認証が通るようになったので、Windowsの再インストール、新しいSSDやHDDを用いたクリーンインストールを行っても問題ない。

クリーンインストール (パーティションを初期化し USB などのブータブルメディアからOSをインストールすること) をした場合、旧PCの状況と同じようにインストール時に再びプロダクトキーの入力が求められるが、「プロダクトキーがありません」を選択すれば正常に認証される。